生成AIで作られるGUIやアプリケーションのことをこう呼んでみようと思う。本や論文の業界でもファストブックやファストペーパーが生まれてくるだろうか。AIで諸々を完結すること自体に良し悪しはない。時と場合に応じて頼っていけばいい*1。
実際自分も、個人開発のプロトタイプやColabでのちょっとしたプログラムなどはだいぶLLMに書いてもらっている。徹夜して頭の回転が多少落ちてもTabキーを押しているだけで試作と評価を進められる。AIが生成したGUIを眺めて、これは想像と違うなとか言いながら寝落ちする。活動できる時間が増えたと思う。
AIに任せる一方で、自分の情熱を注げる分野では、いま以上にこだわって向き合い知的生産力を発揮してAIと差をつけていく必要がある。狭くてもいいので価値を生み出せる領域を見つけて深堀りする*2。面白い時代を生きている。究極のニッチの時代、エンジニアみんな技術同人誌を書こう(唐突な結び)*3。